2001年末帝都襲撃計画結果報告書
(写真提供:銛 鯱丸氏)

 

 3日目(浅草観光)

 今日は上野駅に11:00の待ち合わせ。
 ……また遅刻(謝)
 場所が広いそうで、近くについたら連絡する、ってことで連絡したのですが、なんと兄者の指定した「浅草口」がなんと二ヶ所もありました(驚)
 つーか、分かり辛いぞ(涙) まぁ、苦労したのは走り回った兄者の方で、こちらとしては申し訳ない限りです。
 今日の参加者は言い出しっぺのしゃちさん。そして兄者、Kanさん、小次郎さん、漣さんと私の六名。すでに三日目の私は今日の夜の便で帰るので、荷物を持っての登場です。
 ……つーか、荷物の重さが私を苛む〜(汗)
 疲労コンバインながらもJRではない電車で浅草へ移動。浅草駅のコインロッカーに荷物をしまうと早速の浅草観光です。マスター・オブ・浅草(笑)のつむぎさんが忙しかったのか、参加できなかったのがちと残念でした。
 さ、今日は浅草、ってことで、写真撮るぞ〜 と思ったら、見事デジカメをセーフハウスに忘れてきました(滝涙)
 まずは吾妻橋から黄金の尻子玉(←おい)を拝見。危険性のため寝かされてしまったアレのことです。

 お、これは何だ?!

 ……ってホントに何でしょうね?(笑)

 吾妻橋からは隅田川が見え、屋形船(?)や水上バス(下写真)が運行しているのが見えます。なんかカモメも多かったです。そういやぁ、吾妻橋の近くには「駒形橋」ってぇ橋があったのですが、これってもしかしてつばさちゃん(東京茜桟敷byつむぎゆう)の苗字の元ネタなんでしょうか? う〜む。

 そして時間が時間なので、昼食にしよう、って事になったのですが、しゃちさんの意見で(とはいえ、蕎麦を食べたい、とは私も言った)「蕎麦かもんじゃ焼きが食べたいでゴワス」のがあって、「もんじゃ焼きは月島やん!」と激しいツッコミがあったので(あったっけ?)蕎麦屋を探すことに。
 二〜三軒まわって、「なんかここは私の思い描く『老舗の蕎麦屋』のイメージではない!」と私が駄々をこねて、観音通りの「雷門満留賀」という蕎麦屋に入ることに。
 明治二十八年創業の老舗。でも中に入っても「俺の目の黒いうちは蕎麦は俺がうつ!」とか「門外不出の秘伝の蕎麦つゆ」とかいう厳しそうなイメージもなく、普通の蕎麦屋っぽい。二階に上がって蕎麦をいただくことに。
 メニューの中には謎めいた「封印そば」の文字が。むむっ! これは一体?!

 ズルズルズル……
「ふぅ、美味か…… うわぁぁぁぁぁぁっ!!」
 カラン……(何か宝珠状の物に閉じ込められる)
「お客さんもダメでしたか……」

 と「食べたら封印される」とか「ヤバい物が封印されている」とか色々想像したのですが、ノリが乗っていてそれが封印の意味とか。兄者が封印そばを頼んだのですが、幸か不幸か封印されることもなく無事食べ終わりました。
 ちなみにしゃちさんは蕎麦味噌を頼んで、「そんなに呑めないけど酒好き」っぽい感じをしていました。私もじっくり呑むなら日本酒党ですが、確かにそばみそ&いたわさで一杯というのには心惹かれたかも。
 ここでちょっと問題(?)発言。
「そばひとけた…… あれ、いっきんかな?」
 それは「そば一折(ひとおり)」と読むんですよ、小次郎さん。
 まぁ、小ネタは差し置いて食事が済んで、観音通りから浅草寺(あさくさでら、と読む(大嘘))へ向かう。醤油味の煎餅に心惹かれたり、おばさんに言葉巧みに番傘を買わされたり、暖簾屋に思わず感心したりとしている内に(おそらく)浅草寺に。年末の午後。おそらくあと四半日もすれば自らの意志で歩けないほどの混雑となるのでしょう。人通りは多かったものの、混雑って程ではありませんでした。

 大晦日。まだ人が溢れているほどではないですが、見ていて気持ちの良い賑わいでした。

 説明の必要もない、あの有名な「雷門」の提灯(?) 
 

 実はあの提灯の下には如意宝珠を持った龍の彫り物があるんですねぇ……
 

露店
 

露店
 

 ツッコミどころ満載の羽子板屋。
 ハリーポッターの羽子板もあります(笑)

 さっそくリベンジ、という訳じゃ無いですが、皆(兄者は遠慮した)でおみくじを。
 結果は漣さんが、小次郎さんが末吉、しゃちさんが小吉、Kanさんが吉、私が小吉、と。
 下が証拠写真。ちなみにこの黒いのは何?!(謎)

 なかなか渋い(笑)結果で、実際のおみくじはこーゆーものかなぁ、と思いながら紐に結びつけます。
 それから煙を浴びたり、手を洗ったり、お参りなどを済ませます。あのでっかい提灯の下に如意宝珠を持った龍が描かれているとか、天井画が一枚だけ雰囲気が違うとか、Kanさんが買った甘酒がちょっと薄い感じがしたとか、どこぞのラーメン屋にあった「DXラーメン」ってやっぱり変形・合体するんだろうか? とか小ネタを交えて散策。
 ふと見かけた玩具屋に「オンライン小説業界の北原先生」と呼ばれた(ホントか?)血が騒ぎ、二回ほど団体行動を乱したなんて秘密です。でも二回目に見た店には、ガオゴッドやガオコング、グランナスカに韓国版GマイトガインPM、フルアーマーレザリオンのレーザーアーマー(商品名うろ覚え)とか、ちとプレ値っぽかったですが、すげー玩具の内容にビックリしたり。
 その後、花やしき方面を通り(丸一日くらいの時間の余裕があったら行ってみたかったかも)、純喫茶マウンテンなる店へ。

 威風堂々(?)とした店構え

「次はこういうの食べたいな」としゃちさんと語り……(笑)

 ちなみにここで頼んだメニューは以下の通り。

 財油:おしるこ
 兄者:クリームソーダ
 しゃち:イチゴ生ジュース・イチゴショート
 漣:抹茶アイス・アイスミルク
 Kan:ココア・ホットケーキ
 小次郎:ココア・チーズケーキ

 ツッコミポイントとしては、どこぞのイチゴジャンキー娘のようだぞ、とか、二つ合わせて抹茶ミルクかい、とか、エネルギー補充ですなぁ、とか……
 ここでは雑談を交えながらしゃちさん生絵描きをやってもらいました。ネタ用のメモ帳にドクターやひーこのイラストを強要(笑) 笑える&ラブリーなイラストに思わず胸キュン(死語)です。

 

マニア垂涎(笑)の強奪イラスト
例によって、写真をクリックすると大きなのが見られるゾ!

 ドクター&キャップのイラスト
 下に密かに守屋が(笑)

 ひーこのイメージを固めるための落書き
 決定稿は左下。右上は笑ったときのイメージ。
 ちなみに左下は「ツインテール」ってどんなの? という質問にサラサラと描いたもの。

 イラストの隅に描いたしゃちさんの苦悩を示すワンポイント(笑)

 全体図。
 こんなひーこが活躍するのはいつなんでしょうか?(って密かにプレッシャー)
 ……こーゆーこと書くと、いずれは自分の首も絞めるんですがね(笑)

 

 どこの雑談かは忘れましたが、勝鬨橋の話になって、あれの語源が「勝ち鬨をあげている姿」が元になっている、という話を聞いて、

勝ち鬨(かちどき)って何?
ほら、『勝ち鬨をあげる』とか言うでしょ。戦に勝ったときにうぉぉぉぉっ! とか声を出すヤツで……
 ちなみに私は「天地を喰らう」というアーケードゲームをクリアしたときに「勝ち鬨の声をあげろ! うぉぉぉぉぉっ!」っというボイスが印象に残ってます、はい。
ああ、あげる、っていうから食べ物か何かと……

「勝ち鬨を揚げる」と言いたかったんですねぇ、Kanさん。
 ……まぁ、確かに勝ち鬨って言葉はそんなに使う言葉じゃ無いですが。
 煎餅を食していて歯を砕いてしまった兄者が大変そうでしたが(後で聞いたら血が止まらなくなって大晦日ながら病院に直行したとか。お大事に……)用があるとかで途中退席。小次郎さんも同様に途中で席を立ってしまいました。
 また土産の分配とか雑談を経て、店を出ます。会計が35万円になったとかいうミステリーもありましたが、駅に戻り際に「電気ブラン」や「舟和」の芋ようかん&あんこ玉の詰め合わせとかを買います。Kanさんが荷物を忘れたり、私がまた荷物を背負って疲労度アップとかしましたが、時間も中途半端なので、どっかで時間を潰そう、ということになり、池袋はサンシャイン60に向かいます。
 いつものように眼下の街を見下ろして「ふふふ、地べたを這いずる虫けらどもめ……」といつもの「地べたを這いずる虫けらどもめゴッコ(長っ)」を。

ささ、この風景であなたも!(笑)

「やっぱり足下に豹か豹柄のねーちゃんが欲しいよね。」とか「ねーちゃんだったら太股をこう愛でて……」とか「毛がフサフサの猫だったら、手とかしか見えないんだよね」とか言いたい放題の怪しい集団です。
 ちなみにサンシャイン60でのメモには「Kan猫大暴れ?」と書いてあったのですが、一体何が……?
 年賀状印刷に手間取っていた(らしい)雪野路さんと合流し、手塚治虫の絵やもんじゃ味ポテトチップ(謎)を見てから降下。ここで解散とあいなります。
 モノレールに乗るために浜松町へ。ホテルをそちらにとった(らしい)漣さんと浜松町で別れモノレールへ。時間も時間(大晦日の午後七時半)だったのか、モノレールはガラガラ。昨日(30日)は猛吹雪で千歳空港が閉鎖されたようですが、今日は大丈夫なようです。
 羽田空港で東京ばななと簡単な弁当を買い、簡単に夕食を済ませた後に搭乗。今回はポケットに入っていた印鑑ケースの金属にまで反応するという警備ぶり。その内、金歯とかでも反応するに違いない(笑)
 飛行機に搭乗して一路千歳へ。
 疲労が溜まって体調を崩していたのか、降下の時の気圧変化で耳と頭が痛くなったのは秘密です(嘆息)

 久しぶりの北海道はやっぱり寒かったです。気温が氷点下10度くらい? いやちょっと分かりませんが、伊達や酔狂で寒冷地仕様(謎) 瞬時に寒さに慣れてしまいます。
 うろ覚えの車の位置から探し出し……
 って、車に雪が積もってました。まぁ、昨日吹雪だったと聞いていたので予想の範囲内だったので、スノーブラシで雪を払おうと……
 む! 一度緩く溶けて再度凍り付いたようです。
 どうにかエンジンもかかり、車内を温めながら雪を払い……って、ゴリゴリ削らなきゃダメジャン!(涙)
 普段の数倍の手間をかけて何とか視界を確保。四日分の駐車料金4200円(涙)を払って千歳空港を出ます。ツルツルの道路を気をつけながら江別へゴー!
 すでにラジオはカウントダウンがどうとか言っています。
 ……車内で年越しとは始めてのケ・イ・ケ・ン(ハァト)
 げんなりとほほ……

 

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