2005年度冬オフ会他レポートその2
(2005年12月29日)

 

12/29

 帝都防衛隊との激しい戦いの日です。
 開戦時間は午後4時半ってことで、先に偵察に行くことに。……とりあえず秋葉原に(笑)
 連泊していることをいいことにダラダラ昼過ぎまで惰眠貪り。荷物を適当にまとめて電車一本で到着。とりあえず朝も食べてないので、何か食べようかと思いますが…… 帝都・秋葉原まで来て吉野家とか松屋では芸がナッシングです。あちこちの店を覗きながら腹を満たす物をサーチング。
 こー 値段とか気分が折り合わずに、結局秋葉原駅近くの立ち食いの店でうどん+おにぎりを食べます。……う〜ん(とほほ)
 それからあちこち回りながらも、どーせ30日にたっぷり回れるのだ、と開き直ってゲーセンでQMA3に挑戦。まぁ、あまりランクアップしなかったものの、まーこんなもんでしょ、と時間に余裕を持って新宿に移動。
 企み(?)としては少し早めに新宿入りをして、雰囲気のある例の「面影屋珈琲店」で軽く一服。もしかしたらそこで早めにエンカウント出来るかも? という感じで。
 さて、新宿到着。山手線ではなく、こーあの円を横切るような電車に乗って行ったために…… あれ? ここは何処?
 いきなり行方不明です(自分が)。
 なんか見覚えのある光景ではあるのですが、何処がどーなのやらサッパリ分かりません。
 方向音痴の恐ろしいところは、まず「行き先が分からない」上に「自分の居場所が分からなく」なることです。更に言うと「自分が間違った道を進んでいることが分からなく」なるので、何処まで行けばいいのかダメなのかも分からずアテも無く彷徨うわけで……
 タダでさえ普段車で移動がデフォルトの北海道人です。秋葉原を彷徨っただけで疲労が疲れてヘロヘロ風味です。悔しいことに時間だけはあります。とにかく心が思う方へと歩いていきますが、ちっとも進展がありません。というか、アルター(だから違う)の周囲って何があったっけ?
 むー すでに末期症状です。
 ウロウロウロウロ……(半泣き)
 兄者風味の人を見かけて、後をつけてみたり、電光掲示板だ! と思って行ったらドンキホーテだったとか、様々な艱難辛苦を乗り越えて、どーにかアルターを発見。
 すでに時間は4時。仕方ないので周辺に一休みできるところがないかとウロウロ。とはいえ、あんまり動くとまた場所を見失ってしまいそうで、重い荷物を肩に上下に移動してみます。
 結局、花を摘んだだけで改めて集合場所でぼんやりと遠くを見つめます。
 ……殺気?!
 前方に跳びながら、勘で左に避けて空中で振り向きながら銃を乱射。相手を怯ませた間に体勢を立て直します。
「兄者?!」
 そんなわけで、兄者こと上庄巧馬(かみじょう たくま)さんの登場です。
 う〜ん、どうやらさっき兄者と思った人影は別人だったようです、はい。
 そしてそこら変で彷徨っていた(?)盲管銃創(もうかんじゅうそう)さんを確保。
 後、次々とあぼがどさんにレンズさんと到着して…… あ〜 この辺はちょっとハッキリしないので、最終的にはあとj9さん・Kanさん・ひららさんで全部で8人?となります。
 とりあえず先発組でいつもの居酒屋(東方見聞録だったっけ?)へゴー。いつものように予約無しでコース不要のパターン。手ごね寿司はすでに失われたメニューなので頼めません。適当にお酒と料理を頼んで乾杯。
 物書きが集まったところで「萌える句読点の使い方」について…… 話してません(笑)
 とりあえず肩が重いので、さっさと北海道名産の押しつけ贈呈を始めます。
 まず兄者には定番となった塩を。でも今回は焼き帆立塩、ってことで少し趣を変えます。……どんな味かは知りませんが(何)
 年末の疲れも癒えてないだろうあぼがどさんには「熊力」を。……どんなものか飲んだこともねーですが(笑) あと、鮭のヒレ酒を。
 後は焼きそばベントとスープカレーとか、ハスカップの紅茶とか、ハスカップのソースとか、クリオネの焼酎(ホントか?)とか、イカのぐい飲みとかをバラまいて荷物もすっきりです。
 あとは北海道っぽいキャラメルを3点。ハスカップ&赤ワイン&ジンギスカンです。
 何の陰謀か、私もジンギスカンキャラメルを食べることになってしまい、裏切り者が出ないように全員で同時に口に入れます。

 わ〜 アレはなんだろ? 雲が白いなー

 ……はっ! 今何が見えた?!

 なんとも衝撃的な味で、一瞬我を忘れるところでした(笑)
 ……誰だよ、こんなの作った上に販売することにOK出した奴。
 一人がギブアップしたものの、どーにか制覇。でも2度目はちと勘弁かも。

 そして料理と酒を楽しんでいると、自分のコップが空になったので黒糖梅酒なる物を注文。
「そういえばさ、あぼがd」
 うっ、なんじゃこりゃ。
「良かったら飲んでみてください。」
 とあぼがどさんにもお裾分け。
 こー 黒糖の風味と梅酒の風味が混じり合って、こーステキな感じに。
 慣れると美味しいの、かなー? すぐには慣れない感じっぽいです、はい。
 そんな感じで(どんな感じだ?)朴葉焼きも堪能し、デザートも食べ、満足したところで店を追い出されます(違)
 飲み足りないので(嘘)河岸を変えます。
 いつもの面影屋珈琲店がでは(満員なので)追い返され、私も一度(?)行ったことある別の喫茶店(名前失念)へ移動。
 ……よもや、あそこであのような裏切りがあったとは、お釈迦様でも分かるまい。

 これから起こる過酷な試練も知れん(ややウケ)
 とりあえず喫茶店に到着。メニューを見てオーダーを考えます。ここはやはりコーヒーかな?
 いちおー何か電話が来ていたら困るので、携帯をチェック。……着信&メール。どうやら、香港のクライアント(誇張)に連絡を入れた方が良いようです。

 …………
 …………
 …………(通話中)

 ふむ、さすがに150億のプロジェクトだと、確認が面倒です。まぁ、無理に休暇をとって帝都に来ているからにはこれくらいの手間は仕方がありません。
 どうにか商談を終えて、席に戻ります。すでに注文は済んだようですが…… はて? 私の分は?
「あ、ちゃんと財油さんの分も頼んでおきましたよ。」
 あぼがどさんが爽やか笑顔で教えてくれます。
 自分でもよくやるのでよー分かりますが、あれは怪しい笑みです。注意することに超したことはありません。
 来ました。
 ……こーわずかに黄色みがかった液体。どうやら炭酸が入っているのか微細な泡が見えます。
「これは何すか?」
「いや、クエン酸水ですよ。」
 その固有名詞は私がメニューの中で見つけて、是非ともKanさんに飲ませたいと画策していた謎めいたドリンクではないですか!
「水にするか、炭酸にするか結構悩みましたけど、炭酸にしておいたんで。」
「って、すぐ決めてたじゃないですか。」
 ボケとツッコミも右から左へ抜けていきます。
 あ〜 私が飲むんですか?
 ……これも我が身に課せられた使命か。ならばなさねばならぬ!
 ごく。
スッパぁ!!
 アメリカっぽい100%オレンジの酸っぱいの平気な私ですが、この酸っぱさは効きました。
 もう端から見ても酸っぱいのが分かりそうな顔です。
 くっ…… 折角面白そうだから誰かに飲ませようと思ったのに(マテ)
 酸っぱさに耐えながら――最後の一口まで酸っぱいのですな、これは(笑)――とりとめない話を。ん〜 色々楽しかったのですが、記憶にナッシング。いちおー物書き談義をしたような?
 しばしの楽しい時が過ぎて、解散とあいなりました。
 新宿から昨日と同じ潜伏先に戻り、風呂に入って就寝。明日はついに混みケです。
 ……コワイヨー(またかよ)

 

その3へ